へっぽこ記

リタイア済★毎日ヒマでぐうたらな日々。欲望と断捨離とスピと植物とお金。男っ気は無いよ。

母が死んで悲しいけど恨みもある

 

 

病院で死期の近い母と最後の面会の時。

私「いなくなったらつまんなくなるよ。」

母「まいぼーは一人ぼっちになっちゃうもんね……。ううううう(泣)」

 

私も一緒に泣きたいような気持ちになったけど、同時に冷めた気持ちにもなった。

だって、私がずっと独りでいることは母も望んでいたことだと思うから。

 

私が男性と縁遠くなるスペシャルエリートコースに進ませたのは母だ。

私が30過ぎまでずっと「おりもの」が病気だと思っていたのは、母が「スケベな事ばっかり考えてるからそんなもの(おりもの)が出るんだ!」と嘘をついたからだ。

それと私は母からブラジャーを買い与えられたことが無いし、中・高校生の頃もボロボロの下着しか持っていなかった。(家が貧乏というわけでは無い)

22歳くらいになってから衣料激安店でようやく勇気を出してブラジャーを買うことが出来た。このブラジャーも母から色気づいたと言われるんじゃないかと落ち着かなかった。

恋愛をするスタート地点に立てない女だった。

私は子供の頃から結婚と出産願望が無かったから、こんな母じゃなくても今と同じような天涯孤独の状況になっていたかもしれないけど。

私が人生に対して歪んだ気持ちを持ったのは、母が歪んだ子育てをしたからかもしれない。

そんな母は最期まで私に見守られて死んでいったからズルい。

母のことは尊敬していないし感謝もしていない。

ずっと母に伝え続けてきたことだけど、私は本当に生まれたくなかった。

結婚することも結婚しないこともどっちも選びたくない。

だから解決方法は「生まれないこと」しか無いのだ。  (自殺はしたくない)

なんで私は生まれてきたんだろう。

 

娘には色気づいてほしくないと思うような人は、自分が一生処女・童貞でいればいいのに。