中途半端な私の作品
物作りしてて、最後まで完成させられる人って凄いと思う。
この前の座布団は簡単だったから最後まで出来たけど。
若い頃はパッチワークをやってた。
要らない布が可愛い作品に生まれ変わったら最高だから。
でも出来なかった。
この中途半端なものはいったい何を目指して作ってたのかよく分からない。
バッグにしたとしても全く使いたくない。
私の趣味じゃない。
去年あたりに「えいや!」と捨ててしまった。
こちらはダブルウエディングリングというパターンのパッチワーク。
なんでだかスマホから画像が取り込めなくて、こんな画像になってるけど。
ベッドカバーを作る気でいたけど、そんな大作が私に出来るわけない。
真ん中の部分が花の輪っかになってるのがこだわり。
これは捨てる勇気が出なくてまだ持ってる。
1人暮らしをしてた時、部屋のインテリアに蝶の標本があるとオシャレな気がした。
でも生き物の死骸を飾るなんて風水的に良くなさそう。
そうだ!蝶の標本の絵を描けばいいんだ!と思いついて油絵で描いたもの。
油絵なんて習ったことないけど、適当に描いた。25歳くらいの時。
3匹しか完成してない。
茶色の蝶を描くのが難しくて放っておいたら、絵の具も劣化してしまい捨ててしまった。
影を描いて立体的にして、最後にピンを描いて完成させたかったな。
緑の蝶の下にラーメンの飛び散った汁が。
これに似た絵があることを、数年後に知る。
週刊新潮かなんかに載ってた。
検索しても出てこない。
その画家のパクリじゃないよ。
木の枝があって、自分の指にそっくりに彫ってみたやつ。
これは簡単だから完成できた。
こまごました物と雑に保管してたら、赤い液体で汚してしまって生々しくなった。
こんなもんしか作れなかった。