へっぽこ記

リタイア済★毎日ヒマでぐうたらな日々。欲望と断捨離とスピと植物とお金。男っ気は無いよ。

母が死にそうです

 

 

胴体の中がギュっと締め付けられるような感じが数日間続いてる。

昨夜は病院から「今夜が山です」と言われて、防護服を着て21時頃、数分間面会してきた。

母の意識はまだしっかりしていた。

ずっとそばにいたかったけど。

病院を出てすぐ、お地蔵様と神社に母が安らかに旅立てるようにとお願いしてきた。

スーパーで水を貰って、半額のメロンとドラゴンフルーツを買った。

家に着いてから掃除に没頭した。

病院から死亡の連絡がくるのを待ちながら。

遺体は自宅に安置したい。

 

今日も1日中、病院から電話がくるのを待っているけど、まだ来ない。

何十時間も母の死の連絡を待ち続けているのは辛い。

 

母は肺炎で入院しているのだけど、昨日のお昼はずっと肺炎のことを調べていて、そして母にはもう打つ手が無いと思った。

今回うまいこと退院できたとしても、すぐに再発してしまいそうな気がする。

そういう諦めの気持ちでいた時に病院から最後の面会の連絡がきたときは、覚悟が決まって自分でも不思議なくらい冷静に面会をすることができた。

 

でも母の死なんて受け入れられない。

息が苦しい中で今も母は懸命に生きている。

昨日の夜に亡くなると予想されていたのに。

 

延命措置は全て断っている。

母は昔から延命治療は受けたくないと言っているし、私も同じ気持ちだから。

 

私が今後悔していることは、老人の食事中の咽(むせ)を軽く見ていたことだ。

老人だから咽るのは当たり前だと思って気にしてなかった。

咽にくい食事の姿勢とか、咽にくい食事をもっと早くから知っておきたかった。

皆さんも親御さんの咽に注意してください。

 

これから先の人生が長いな~。うんざり。

母を喜ばせることだけが私の生きる張り合いだったのに。

友達が100人いたとしても、母という存在の穴を埋めることは出来ないよね。

親と不仲だとこの苦しみがないから、それはそれで幸せなことだと思う。

私は父が嫌いだったから、父が死んでも何とも思わなくて楽だった。

もう60歳くらいで死にたい。