火葬
母の喪服のワンピースを着て火葬場に行ってきました。
売って断捨離することを勧めたのに、母が最後まで手放さなかった喪服。
私がそれを着たことを喜んだかもしれない。
寒いのは嫌だからワンピースの上からズボン穿いて、コート着て、白スニーカーで向かったけどね。
火葬場でズボンを脱いで、黒パンプスに履き替えた。
ロビーで待っていたら友達も到着。
ずっとお喋りしていた。
係の人に呼ばれたので、ついに母と最後のお別れの時間がやってきた。
私は丸3日間も自宅で母の遺体と過ごしてきたのでもう気が済んだというか、特に悲しみに襲われることなく、友達と一緒に母の周りにお花を並べたり、お菓子や写真や手紙などを棺に納めていった。庭に咲いてた花も入れてあげた。
私はやっぱり涙は出なかったけど、友達が何故か泣いていた。笑 (ありがとう)
そして母は炉の中に入っていった。
母は死ぬことも焼かれることも怖くないと言っていたから、感傷的な気持ちになることも無かった。
待合室で友達とお喋りしていたら、あっという間に焼きあがり、友達とお骨上げをしました。
友達と共に冗談を言いながらカラっと明るく作業をすることが出来て良かった。
火葬場の人と葬儀屋の人も感じの良い人で、皆さんのおかげで和やかな時間を作り上げてもらえた気がする。
良い雰囲気のお骨上げになったことがありがたかった。
仕事を休んでまで来てくれた友達にも大感謝です。
私もそういう人間にならねばと思った。
友達と一緒にタクシーで自宅に戻り、お喋りしてから友達を駅まで送って、今日の大きな出来事は終わり。
明日は家の近くのお墓の見学に行ってきます。
それにしても母のいない世界はなんて侘しいのだろう。
静かで膨大な時間を持て余してます。
ブログを書くのは良い時間潰しになってる。
お母さんを亡くして悲しんでる人、私も仲間だよ。
ね、寂しいねぇ。 ハァ~ (´Д`)